前回もお話したかと思いますが、ネットを始めて以来多くの方々と知り合うことが出来、また、工場にもお邪魔させていただく機会が増えました。そこで僕が一番初めに気になるのが油の匂いです。(工場独特の匂いはほとんどこの油の匂いが醸し出しているのだと思います。)
金属部品を加工をしている工場では、ほとんど油を使っています。(注1)この油の用途は、主に使用する工具と材料の間に発生する摩擦熱の除去と、仕上げ面、精度等を確保するために使用されています。
この油にも種類があり、大きく分けて水溶性と油性に分かれていて、両者の使い分けはその工場での加工状況などによって異なります。
と、細かいことは置いといて、油の匂いのお話に戻ります。
皆さんは、工場の油の匂いと言われてどのようなことを想像されますか?やはり一番多いのは「臭い」ですよね。
工場で使用されている油は、新品の状態ではそれほど強烈な匂いを発しませんが(むしろ僕にはマイルドに感じるときも・・)、使用を重ねることで、劣化していき悪臭になっていきます。それが、臭いというイメージになっているのだと思います。
しかし、小さな頃から、僕はこの油の匂いを嗅いで育っているので、何故かこうした空間にいると落ち着きます。家々にもその家庭独特の匂いというものがあると思います。
僕にとってはこの匂いが工場の油の匂いかもしれません。
(少し変かもしれませんが・・・
まあ、アロマテラピーでは、アロマオイルというものもありますから、
一種のテラピーになっているのかなーとも思います。
(ちょっと飛躍し過ぎでしょうか????(悩))
よかったら一度、この匂いを嗅ぎにお越し下さい。
工場に出入りしていない方にとってはこの油の匂いは心地よいものではないと思いますが・・・。(汗)
補足
健康を害する可能性がありますので嗅ぎすぎには注意しましょう。(笑)
注1 現在の切削加工では、油を用いた湿式の加工、圧縮空気を利用し油を霧状にして使用する加工(セミドライ加工)、圧縮空気を利用したドライ加工があります。
環境問題の観点から極力油を使用しないという方向に向かっています。
2003年4月23日 koi
目次
其の一 まめしぼりの巻 2003年2月25日
其の二 手の作り方の巻 2003年3月13日
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